LITHE LIFE STUDIOからだ美調律®代表、Hakoです

先日家の片づけをしていて、

不用品をどんどん捨てていたのですが・・・

その時に発見したのが、

昔私が参考にしていた資料や本の数々!

 

あらためて、

以前はどんな本を参考にしていたのか見てみると、

なるほど・・・これが一般的な考え方なのだなと気づきを得たので、

今日は皆さんにそのお話をシェアしたいと思います。

 

 

勉強のために買ったであろう本の数々や、

ヨガ・ピラティスのインストラクターとして

レッスンをどのように進めていくかの覚書や、

生徒さんに教えるときの注意点や、

1週間のメールレッスンの内容のメモなど・・・

懐かしいものをいろいろと発見してしまいました(笑)

 

そこで気が付いたことは、

「大切なことに気が付いていないから、勉強ジプシー&知識を持つこと伝えることに執着しているな」ということ。

 

インストラクターとして

皆さんに「正しい情報」「正しいレッスン」「効果的なレッスン」を提供したいという気持ちは分かります。

でも、

その「正しい」が足かせとなっているということも見て取れました。

 

「正しいポーズやストレッチの仕方」

「このポーズやストレッチをするとこのような効果がある」

「これができない生徒さんにはこのように教える」

「これができない生徒さんにはこのようにサポートする」

など、

「勉強」をしている過去の様子を見て取ることができました。

 

勉強、知識を増やすこと、自分自身がそのポーズやストレッチが完璧にできることが

生徒さん達のレッスンの役に立つ・・・

そう思っていたのですね。

 

だから、

「知識」を求めて本を集めたり、セミナーに出てみたり、

いつも「勉強」していたわけです。

 

もちろんそれがダメなことではありません。

だけれど・・・「もったいない!!!!」

本当に大切なことは「正しいこと」を追求することではないのです。

なぜなら答えは「外」にあるのではなくて

「自分自身の中」にあるから。

 

いくら「このポーズがこれに効きます」といっても、

その「正解の形」ができない方が実は大半。

そして、

「正解の効果」を得られることができない人も多いのです。

 

さらに・・・

カラダの状態は人それぞれ。

カラダがかたい、柔らかい、運動をよくする、しないとかに関わらず、

「カラダの使い方」が人それぞれ。

なのに、

その人のカラダの状態を理解しないで

同じ「正解のゴール」を目指すことは無理があるのです。

 

なのですが・・・

その当時、この大事なことを私に教えてあげても、

きっと気づかなかったと思います(笑)

なぜなら、

インストラクターである私自身が自分のカラダの状態を把握していなかったから!

 

ポーズやストレッチはできていました。

でもそれは「正解の形」を作ることができていただけ。

自分の股関節の状態も、肩甲骨や肩関節、上半身の動きや

下半身との連動なんて全然分かっていませんでした。

「自分」のことが分かっていなかったら、

千差万別それぞれのカラダの状態の生徒さんの動きを把握することもできませんよね。

 

股関節を緩めてととのえること、

カラダの緩めてととのえる大切さに気付き、

「正解は自分の中にある」

これに気が付いてから、

私は変わりました。

 

すると見えてくる世界が変わるのですよね。

大事なことは「正解を求めることにはない」

知識や勉強では得られないものがあります。

 

この大切なことに気づき

そして「体感」することで、

自分の状態を理解し、変化に気づき、

皆さんのカラダの状態を理解し、

生徒さんご自身が自分のカラダについて理解し変化していく

レッスンを提供することができるようになりました。

 

先日発見した資料や本たちは手放しました。

当時は生徒さん達がレッスンに飽きないように、楽しめるように

「新しいこと」もレッスンに取り入れないとと思っていた節もあるようで、

当時読んでいた本はストレッチやポーズがたくさん紹介されていたものもありました。

 

大事なのはそこじゃない~!気づいてよかった!!!とココロの中でブツブツ言いながら(笑)

本をまとめて、さよならしましたよ(笑)

 

実は・・・私のレッスンはほとんど目新しいもの(ストレッチとかポーズ)は

取り入れていません。

それよりも、大事なこと。

カラダの根本からととのえ、カラダ本来の動きができるようにするレッスンを提供しています。

それができれば、

どんなストレッチやポーズも勝手にやりやすくなり、

その動き本来の効果が得やすくなるからです。

目新しいもの、正しい正解を求めるのではなく、

まず「自分を知る」ことからはじめましょうね!!

 

今日はちょっと長くなってしまいましたが、

大切なことに気が付く方が増えてくださったら嬉しいです!

 

Hako