LITHE LIFE STUDIO・からだ美調律®代表、Hakoこと溝口葉子です。
先日は今年最後のオンラインスタジオのレッスンでした。
今回は肩甲骨まわりを緩めることを意識した内容だったのですが、
同じようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃると思いますので、
どんなレッスンだったのか少しご紹介させていただきますね。
オンラインスタジオでは事前にお悩みや質問など、
レッスンで聞いてみたいこと、教えて欲しいことのリクエストを皆さんから伺うようにしているのですが、
今回いただいたお悩みはこのようなものでした。
「年末のデスクワークがハードで、肩は緩めることができるのですが、菱形筋の辺りが固まりがちです。何か良い緩めかたがありますでしょうか?」
菱形筋は肩甲骨まわりにある筋肉のことですが、
デスクワークや同じ姿勢で同じ作業を続けていたりすると、
どうしても固まりやすい場所です。
私自身も昔はよくここが固まってしまい、
背中凝りに悩んでいました。
さて、肩甲骨まわりが固まったときに、
皆さんはどのようなことをして解消しているでしょうか?
多くみられるのは肩をグルグル回したり、ストレッチしたりすることではないでしょうか?
もちろん何もしないよりは動かした方がいいと思いますが、
私がおススメしているのは腕の重さ、自重を利用してダランと背中の力を抜くこと。
肩や腕をグルグル回したり、様々なストレッチする際に、
力を抜いて行うことができればよいのですが、
「動かそう」という気持ちが働くと力が入ってしまうので、
「力を抜く」ということが難しいのですね。
これだと、なかなか固まった部分をリラックスさせにくいのです。
ですので、
私がレッスンで肩甲骨周りを動かす動きやストレッチをする場合は、
まず脇、背中、肩、を緩めることを行ってから、
寝転がった状態や力を入れなくてもいい体勢で、
力を抜きやすい状態のままゆっくり肩甲骨を動かしたりストレッチしたりしています。
見た目は地味で(笑)、ストレッチしたぞ!というような「やった感」は少ないかもしれませんが、
派手な動きや強度の高いストレッチをするよりも、
肩甲骨、背中が緩みやすくて効果的です。
このような肩甲骨まわりを緩める動きの中で私が一番気に入っているのは、
腕の重さを利用して背中の力を抜くこと。
首や背中の力も抜いて、ダラ~ンとリラックスすることが大切です。
すると、先ほど質問にあった「菱形筋」の部分も無理なく自然とストレッチされて(ストレッチしている意識はありません)、
背中が凝った感じ、つまった感じが和らぎます。
今回のオンラインスタジオのレッスンでは、
肩甲骨の他にももちろん股関節やその他関節を緩めて動きやすくしてから
気持ちよくストレッチして全身を動かし、
最後にエクササイズをして深層の筋肉を使う、ということを行いました。
汗をかいたりするような派手な動きがあるわけではありませんが、
身体が根本から動きやすくなり、血液の巡りがよくなると身体の芯からポカポカ温かくなります。
呼吸も深くなりますので睡眠の質もよくなりますね。
ご質問くださった方のように、
年末のデスクワークでお疲れの方も多いことと思います。
ぜひ身体を緩めてリラックスしてみてくださいね。
実際に一緒にレッスンしながら身体を動かしてみたいという方は、
毎月「からだ美調律体験グループセミナー」を開催しておりますので、
ぜひご参加お待ちしております。
Hako