LITHE LIFE STUDIOからだ美調律®代表、Hakoこと溝口葉子です。

先日、2年ぶりにレッスンにお越しくださった男性の方が

素晴らしい変化をされていたのでシェアしたいと思います。

 

さっそく、こちらの画像から↓

左側が2年前、右側が今月の画像。

2年前は全体的に身体が前傾していて、

首の位置が前に出ていることが分かります。

それに比べて、現在の画像は首の位置がだいぶ改善されていて、

さらに、肩が開いていて、腕の力が抜けていることも分かります。

(2年前の方が腕の位置が前にきていますね)

 

こちらの画像は両方ともレッスンの前に撮影したものなので、

まだ身体を緩めてととのえる「前」の状態。

ということは、ふだんの姿勢を現しています。

2年前よりだいぶ首の位置が変わり、胸も開いて腕の力も抜けているということは、

ご自宅できちんと身体を調整することを継続してくださっていたという証拠!

 

実は2年前は、このような状態でした。

・数年前に柔術で頸椎を痛めたことで顔が上がらなくなり首が横にも倒しにくい

・腸腰筋が固くてストレッチがしづらい

詳しくは2年前のブログ記事をお読みくださいね↓

【男性も身体を自分でととのえる時代!中年男性に「からだ美調律」がおススメな理由】

 

2年前のレッスンで行った身体の各部位を緩めるレッスンを

継続して行ってくださっていることで、

ふだんの姿勢が変わってきたことがよく分かるbefore・after画像となりました。

 

首の位置や腸腰筋の固さはだいぶ変わっていましたが、

今回気になったのは背中の固さ。

そこで、今回は背中を緩める動きを中心にレッスンしました。

 

男性はどうしても「鍛える」ことや、

例えばヨガだったら「ポーズができる」こと、

ストレッチだったら「前屈や開脚ができる」ことに注目しがち。

とくに「鍛える」ということを重要視される方が多いと思うのですが、

鍛えたことでかえって筋肉の鎧をまとって動きにくくなる、という方も多いとお見受けします。

 

「鍛える」の目的は様々だと思います。

・引き締まった身体になりたい

・スポーツや武術のパフォーマンス向上

・健康な身体になりたい

 

この目的をかなえるためには、まずは「機能的に動ける身体」であることが大事。

股関節、各関節が十分に動ける状態にないのに、

「筋肉をつける」ということだけに集中してしまうと、

ある部位だけ、トレーニングによって「筋力」はつくかもしれませんが、

それは「機能的に動ける身体」であることには繋がらないのです。

また、固まった筋肉が原因で呼吸が小さくなって、かえって疲れやすい身体になったり、

俊敏な動きがしにくくなったりする場合もあります。

 

武術もスポーツも、そして健康的な身体であるためにも、

まずは身体の中から機能的な状態に緩めてととのえることが大切。

 

こちら↓は今回のレッスンでヨガのダウンドッグのポーズをしていただいたもの。

上の画像が背中を緩める前。

下の画像が背中を緩めた後。

下の画像の方が、首、肩、腕、背中の力が抜けているのが分かります。

ストレッチやヨガをする前にも、

まずは身体を緩めてととのえて、機能的な身体の状態にしてから行うことが大事です。

 

こちら↓は2年前と今回の「レッスン後」を比べた画像。

左の2年前の画像も、右の今回の画像も、

それぞれbeforeの時と比べたらだいぶ首の位置が変化していますが、

やはり今回の方がより力が抜けてナチュラルな状態で立てていることが分かります。

首から肩・背中にかけての力も抜けていますね。

 

今回のレッスンで一緒に行った背中を緩める動きを継続していただいて、

また次回のレッスンの際にもさらなる変化が見られたら嬉しいです。

男性の皆さんも、ぜひ身体を緩めてととのえていきましょう!

 

Hako