LITHE LIFE STUDIOからだ美調律®代表、Hakoこと溝口葉子です。

今日は先日のレッスンで気づいたことをシェアしたいと思います。

 

なんだか脚が重い・・・

しびれるような感じがする。

でもなぜなのか原因が分からない。

そんなお客様が先日レッスンにいらっしゃいました。

 

いろいろとお話して原因が分かったので、

ある部分を、ほんの数分身体を緩めただけで

動きにくかった部分が動き出し、重かった脚も軽くなってビックリされていました。

 

きっと同じような方もいらっしゃるのでは?と思いますので、

皆さんにレッスンの様子をシェアさせていただきますね。

 

レッスンの最初にあぐらで座っていただいたところ、

極端に右脚の膝が上にあがってしまい座りにくそうでした。

右の脚が重くて動きづらいということで、

股関節まわりも動かしにくく、あぐらで座ると膝が上がってしまいました。

 

いつもは「おしり歩き」というあぐらで座ったままで

座骨を床から交互に上げる動きを行うのですが、

それもやりにくそうですので、

何がそのような状況を引き起こしているのか考えてみることに。

 

先週何かしましたか?と聞くと、

あれとこれと・・・

そういえば孫をずっと抱っこしていました、とのこと。

 

あるものを選ぶためにお買い物に行くことがあり、

その間お孫さんをずっと抱っこしたままだったそうなのです。

 

きっとそれかなと思い、

おしりを緩め、太腿の横側を緩めてから

再度あぐらで座っていただいたら、

マジックのようにするりと、

上がっていた右膝が下りたのでお客様はビックリ。

 

まず、どうしてあぐらで座りにくかったのでしょうか?

 

片脚にずっと体重をかけていたため、

体重をかけた側のおしりの周りの筋肉が固まり股関節の動きが制限され、

また、体重を支えていた太腿の筋肉も必要以上に固まって膝がひっぱられて曲げにくくなり、

様々な理由が重なりあぐらで座りにくくなっていたのでした。

 

そこで、固まっていた部分を緩めてあげれば

動きの制限がなくなって重かった脚も動きやすくなります。

 

それでは、なぜおしりと太腿が固まっていたのでしょうか?

それは、お孫さんを抱っこしている間、右側にずっと体重をかけて支えていたことに原因があります。

また、

あるもの「選ぶ」ためにお買い物をされていたそうですが、

「選ぶ」となるとその場にある程度の時間立ち止まってあちこち見ていたと想定されて、

片側に体重をかけたままの時間が長かったことも原因だと思います。

 

原因をお話するとお客様も納得されて、

あ~確かに!となりました。

 

下半身が緩んだところで、

肩甲骨、背中を緩めると、さらに股関節の動きがよくなり、

再度あぐらで座っていただくと

右膝がさらに下りて、安定してあぐらで座ることができました。

 

レッスンの始めは、あぐらで座ったら右膝が垂直くらいに上がっていたのに、

ほんの数分身体を緩めただけでペタンと膝がおりたことに、

お客様も驚いていらっしゃいました。

 

そのあとは、ストレッチしたりエクササイズしたり、ダンスもして、

いつも通りの動きをすることができていらっしゃいました。

 

脚が重い、なんだか身体が動きにくい、固まっているかも・・・?と思うときは、

その原因から考えて身体を緩めていくことが大切ですね。

 

楽しいお出かけのあとは、

疲れたなと感じたら、

ご自身の身体を自分で緩めてととのえていきましょう。

 

Hako