LitheLifeStudio代表・からだ美調律®講座主催
美調律プロデューサーHakoです♪
最近、ストレッチに関して「えっ・・・」と、
驚かれる方が続いていたので、
今日はストレッチについてのお話☆
スタジオにいらっしゃる皆さんは、
ダンスをされていたり、固い身体をなんとかしたいと、ストレッチに励まれている方が多いのですが、
その努力が実っていますか?というと・・・
毎日ガンバっているのに、いっこうに変わらないという方もいれば、
痛いのを我慢しても「ストレッチ自体」がそもそも無理(><)という方もいます。
また、
ストレッチをガンバリすぎて筋肉がピキッてなってから、ずっと痛いんです(T-T)というダンスが趣味の方もいらっしゃいます。(私も身に覚えが・・・)
そんな方々にお伝えしているのは、
その「前」にするべき大切なこと。
そもそも、
身体の状態が、ストレッチやエクササイズをする「以前」の方が多いのです。
「固まりすぎ」・・・(@-@)
では、日ごろ運動していないし、いわゆる「動いていない」タイプの人が、
ストレッチがうまくいかない、と思っているのでしょうか?
実はそんなことありません。
このところ、立て続けにストレッチに関して目からウロコの思いをしてくださった方々の中には、
ダンスの先生方も数人いらっしゃいます。
一般的に見たら、「身体が柔らかい」と思われているダンスを踊る方々、しかも先生の立場の方々でも、
ストレッチに関して、その方なりに苦労していらっしゃるのです。
無理をして力技で身体を動かしてしまい、筋肉を固めて使うクセがついているんですね。
それも無意識に。
だから、一見身体が柔らかそうに見えても、筋肉自体はガチガチだったりします(あ・・・これも身に覚えが、笑)
また、教えている生徒さん達の身体が固いことに対しても、どのようにストレッチを指導したらよいか悩まれている方も。
ひたすら訓練でストレッチさせるのは、本当に正しいのだろうか?と疑問に感じながらも、いや、必要だし・・・と、迷いながらストレッチ指導をされている方もいらっしゃいます。
私が実際にスタジオでレッスンするときは、
いわゆる筋肉を引き伸ばすようなストレッチ自体をあまりしません。
緩めること、また、拮抗する筋肉を使えるようにすること、をしています。
いわゆる一般的なストレッチは、緩んだことの「確認」として行っていただくことはありますが、
あくまで、そのストレッチ自体が「目的」ではありません。
朝のグループレッスンでも、
「ヨガ」「バレエ」とかクラス名がついていながら・・・「緩めて整える」ことにかなりの時間を割いていて、
ご自分の筋肉を触っていただいて、「ここをこのようにモミモミしてください」と、
皆で寝転んでモミモミしたり、
グルグル、ゴロゴロタイムが長くて、もはや何のクラスか分からないくらい(笑)
でも、この「緩める」ことで、
実は一生懸命に筋肉自体を引き伸ばすことよりも、
身体が「使える」ようになっているのです。
その結果、いわゆる柔らかい身体になっていきます。
分かりやすく、
いわゆる一般的な「柔らかい」という意味でいうと、
前屈や開脚がやりやすくなり、
ダンスをする方は、足首が使いやすく、つま先も伸びやすくなることが感じられます。
「あまりの固さに何をやってもダメだった」生徒さん達が、
自分の身体の変化に、「こんな自分初めてみました!」と喜ばれているのを見ると、
とっても嬉しくなりますし、
ダンスを一生懸命に習って来た方や先生方の反応は、
「え・・・こんな簡単なことで・・・え・・・・じゃあ今までのは・・・?」と微妙に困惑気味だったり(笑)もしますが、
ご自分の変化をご自身で体感することで、
レッスンに活かそう♪と喜んでいただけることが私も嬉しいです。
そんなわけで、
身体を機能的に使えるようになりたい方は、
ストレッチをする「前」に大切なこと、
「身体を緩めて整える」ことからはじめましょう(^^)