LITHE LIFE STUDIO・からだ美調律®代表、Hakoこと溝口葉子です。

昨日、川越にあるテニススクール「リトルプリンステニスクラブ」で、

からだ美調律の体験会を開催させていただきました。

クラブハウス2階にあるスタジオは、

とっても広くて贅沢な空間。

身体を緩めてととのえながら、

広い空間を歩いていただき、

ご自身の身体の変化を感じ取っていただきました。

 

股関節の位置はどこでしょう？

初めて「からだ美調律」のレッスンを受けていただく皆さんに

必ずお尋ねする質問があります。

それは「股関節はどこにあるか分かりますか？」という質問。

皆さんもご自身の股関節の位置がどこにあるか分かるでしょうか？

骨盤の図を見せると、

皆さん「ここです」と分かると思うのですが、

 

では「自分の身体のどこに股関節がありますか？」

「身体を触ってみてください」と言うと・・・

実際にどこにあるのか分からない方が多いのです。

 

さて、どこだか分かりますか？

昨日の体験会でも多くの方が触ってくださった場所は、

本来の股関節の位置とは異なっていました。

だいぶ外側の位置を指さす方がほとんどだったのです。

 

実はこれ、

同じ質問をヨガやストレッチ、エクササイズ、スポーツ、ダンスのインストラクターの方にもするのですが、

同じような結果になることが多いことに驚きます。

 

と言いながら・・・

実は以前は私も自分の股関節の位置をだいぶ外側だと思っていました！

股関節から動くという感覚がなかったからですね・・・。

 

膝が痛い、腰痛、の原因

私は股関節のハマりが浅く、

股関節からスムーズに動けなかったため、

お尻や太ももの筋肉に必要以上に力を入れて、

なんとか動けるように工夫していたため、

太ももはパンパン、腰痛持ち、さらに膝も傷めた経験があります。

 

股関節のハマりが浅いと身体の外側に体重がかかりやすくなるので、

太ももの外側の筋肉でなんとか身体を支えようとするため、

太ももの筋肉がガチガチでパンパンでした。

 

その状態でバレエも踊っていたため、

今考えたら・・・

ジャンプで着地するたびに太ももと腰に必要以上の負荷をかけていましたし、

外側に体重がかかりO脚気味になった脚をまっすぐに見せようと、

無理やり力で脚をくっつけていたので、

膝にも相当な負担をかけていました。

 

また、

踊る際に「外足」にすることが必要なバレエなのに、

私の股関節は内旋気味（内脚）だったため、

無理やり力わざで外足を作っていたことで、

膝下が常にねじれている状態で踊ることになり、

結果、膝を傷めてしまいました。

 

スポーツ、ダンスをする前に大切なこと

股関節からスムーズに動いてないということは、

どこかに負荷をかけて動いているということ。

その状態では、

歩く、立つ、座るなどの日常動作でも

身体に負荷をかけていることになるのに・・・

スポーツやダンスなどで身体を使うということは、

知らず知らずのうちに、身体に相当な負荷をかけることになります。

 

私のバレエの「外足」は、

見た目的には外足になっていましたが、

身体の内部で起きていることは別。

股関節は内向き、膝下は外向き、というようにねじって身体を使っていたので、

相当な負荷をかけていたことになります。

 

これはバレエだけに限ったことではありません。

スポーツでも同じ。

例えば、

テニスでグッと前の脚に体重を乗せたときに、

股関節の上に体重がのせられないと、

太もも、腰、膝に負荷がかかります。

 

昨日体験会にご参加くださった方々が

股関節の位置が外側にあると感じたのは、

ふだんの身体の使い方が外側に重心をおいているから。

 

ということは、

太もも、膝に負荷をかけてプレイしていることになりますし、

股関節から動けない分、

動きのキレが遅く、体重の移動も遅くて、素早い動きがしにくくなります。

 

逆に考えたら・・・

股関節から動ける身体であれば、

スポーツやダンスをする際に

身体への負荷が軽減されて、

さらにパフォーマンスが向上するのです。

 

この大切なことは、

なかなか言葉で言い表すことは難しく・・・

実際に「からだ美調律」のレッスンを体験してくださると、

皆さん「なるほど！こういうことなのですね！！」と、

驚きながらも納得してくださいます。

 

昨日の体験会では、

この股関節から動くことの重要性を体験していただくことに加え、

肩関節、肩甲骨、足首、お尻、を緩めることで、

身体の可動域が広がり、

自由に動けること、

そして歩きやすくなること、

つまりスポーツも格段とやりやすくなることを体感いただきました。

 

各段に動きやすくなる、と聞くと

「すごいストレッチやエクササイズをするのではないか？」

と思う方もいらっしゃると思いますが、

実は「からだ美調律」の動きは、

とってもシンプルで簡単。

ストレッチが苦手な方にこそおススメな動きがほとんどなので、

ご参加くださった皆さんも

「え、こんなことでいいのですか？」と驚かれていました。

 

大切なことは、

「自分の身体と向き合って、身体を緩めて、本来の身体の動きができるようにしてあげる」こと。

 

まずは自分の股関節がどこにあるのか？どのような状態にあるのか？

から、向き合っていただけたらと思っています。

 

自分の状態が知りたい！という方は、

ぜひ一度からだ美調律のレッスンにいらしてくださいね。

 

Hako

 

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