LITHE LIFE STUDIO・からだ美調律®代表、Hakoこと溝口葉子です。

先日のレッスンであった出来事をシェアしたいと思います。

 

長年レッスンに通ってくださっているNさん。

いつもは肩関節を緩める動きが普通にできていたのに、

なぜか最近右の肩まわりが動きにくく、ロックがかかっている感じがするとのこと。

 

そこで、何か考えられる原因を聞いてみたところ、

ご本人は特に何も思い浮かばないようでした。

 

お母さまの介護をされているので、もしかしたらそれでお疲れなのかもしれないし・・・

肩というよりは背中が緊張しているように見受けられたので、

背中を緩めてみることに。

 

肩甲骨の周りの筋肉が緊張が強く、

背中が固まっていて、肩を後ろに動かしにくい様子が見られましたので、

肩甲骨まわりを緩める動きをしてから、

再度、肩を動かしてみると・・・

「ロックがかかっていた感じがなくなって、肩を動かしやすく、腕も動きやすくなりました！」とのことでした。

 

肩を動かしにくかった原因は背中の硬さにありましたが、

では、次に・・・背中が固まっていた原因は？と考えてみたところ、

介護で疲れているから？と思いましたが、

それではなぜ「右側だけ」が固まっていたかの説明が腑に落ちません。

 

身体の使い方に左右差がある原因は何か・・・と考えていた時に、

あ、と思い出したことが。

そういえば、数カ月前に皆さんとレッスン中に雑談していた際に、

白内障の話題で盛り上がって（笑）、

Nさんが「実は私、最近片目だけ手術したんです」とおっしゃったので、

私が「見え方に左右差が出ませんか？」と質問したのでした。

 

左右の眼の見え方に差がある時に、

自分では気が付かないうちに身体の使い方に左右差が出たため、

右側の背中の緊張が強かった、ということなのかも？と思い、

Nさんに「反対側の眼は手術しましたか？」と聞いてみたところ、

実は今度手術することになっているんです、とのことでした。

 

というわけで、

身体の片側が固まっていた原因は眼の見え方の左右差かも、ということにたどり着いたのですが、

ここで再認識したのは、皆さんとの「雑談」が大切！ということ。

 

自分の身体と付き合うということは、

自分の毎日の人生に起きている出来事と付き合うということ。

皆さんの毎日に何が起きているのか、雑談を通じて私も知ることができると、

皆さんの身体の状態についてもよく理解することができます。

もちろん「レッスン」なので、身体を動かすことが主ではありますが、

皆さんとのおしゃべりも大事にしていきたいと思います♪

 

Hako

 

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