LitheLifeStudio代表・からだ美調律®講座主催
美調律プロデューサーHakoです♪
今日のお話は、
器械体操やバレエ、ダンスを習っている方々にとって興味がある話題かもしれません☆
昨日のバレエワークのクラスで、
器械体操をやっていた生徒さん、Sさんが「こういうことかっ!」と体感したことについてご紹介。
Sさんは、中学生になってバレエをはじめ、高校生の時には器械体操をやっていて、腰椎分離症と診断された過去を持ち、
現在は自分の経験を活かしてダンサーや器械体操の選手などの身体のケアが出来るようになりたいと、理学療法の勉強を大学でしています。
そんなSさん。
レッスンに来ると、勉強したことをまずは自分自身で実験するために、いろいろと工夫。
昨日は勉強したテーピングによる効果を実験するために、テーピングバッチリでレッスンに登場(笑)
そこに、からだ美調律®の要素も取り入れて、
私も一緒に実験(^^)
「ここはどう?」「どう感じる」
「では、ここを緩めたらどう?」という感じで毎回生徒さん達とやりとりしながらレッスンを進めているのですが、
昨日のレッスンの後半は「緩める」だけでなく、
「力を使う」ことについてフォーカスしてみました。
Sさんが、「腹横筋(深層の腹筋)が使えていないから、使えるようになるといい」というアドバイスを、勉強の際に、先生から受けたそう。
でも、どうやって・・・?と分からない様子。
解剖学の勉強をしているので、もちろん場所は分かっていますが、
実際にどうやって使うのか?が「感じ取れない」のが問題となっていました。
そこで、
実際に生徒さん達に、腹横筋のある場所を触ってもらって、
そこを「感じて」骨盤を動かしながら、使ってみる。ということをしてみたら・・・
中学生は「?」「良く分かりません~。」
Sさんは、「おおっ、分かります!」
ということで、
中学生には私の身体を触ってもらって、力を「使う」とどんな変化が起きるか私の身体を通じて感じてもらうと、
「あ。。。分かります。」と、イメージはつかめた様子。
次に、
そこを「感じながら使う」美調律のエクササイズを、床に寝転がったまま行った後に、
実際に踊りに活かしてみることに。
ダンスをやっている方ならよく聞いた事があると思うのですが、
「ジャンプ」をする時に、
「お腹を引き上げる」「お腹の力を入れて飛ぶ」と言われたことがある方は多いのではないでしょうか?
Sさんも実際に、そのように指導されていたものの、「お腹の力の使い方」が分かっていませんでした。
そこで、
先ほどエクササイズで触ってもらった部分を、触りながら意識してジャンプ。を実行☆
そうしたら・・・
今までみたことのないジャンプ力を発揮(@-@)
空中で開脚しながら飛ぶジャンプも、今までみたことのないキレとジャンプ力・・・
「え~~~~?!」
「お腹の力を使う」の意味が分かって、
いつもとは比べものにならないジャンプが出来て、
ご本人も、私もビックリ(@-@)
なんだ~、使いかたを「感じ取る」ことが出来ると、こんなに違うのかと驚きました。。。
やっぱり机上の勉強も大切だけれど、
自分の身体で感じながら使えるようにすることが大切ですね。と再認識☆
また、
もう一つSさんと私が思ったこと。。。
もともとの身体が動きやすくて、身体の機能的に踊りやすい人だったら、きっと意識しなくても自然とそこの部位を使って飛んでいるはず。
だけれど、
そうではない、もともとダンスに不向きの身体の人は、
きっと、同じ指導をされても、全然そこの部位を感じ取ることが出来ていないよね・・・
で、ひたすらガンバって飛ぶ練習をすることになる。。。
で、太腿パンパンになる。
まさにSさんと私の昔の姿(@-@)
これは、私たちのこの経験を活かして、
踊りにくい、動きにくいダンサーや器械体操などをやっている方が「踊りやすくなる身体作り」を、
皆さんに伝えていけるようにもっと研究を重ねていこう!と思ったのでした。
が、しかし、この部位を「使っている」という感覚を得るための美調律のエクササイズは
そもそも、骨盤が動かないと本質が捉えにくいのです(@-@)
だから・・・
やはり、まずは骨盤・股関節から身体を緩めて整えることが大切!
う~ん。。。
今日はちょっと長くなってしまったのに、何だかまだ伝えきれていない気がしますが(笑)
ダンスを愛する方々のお役に立てるように、もっと研究を重ねていこう!!
と、改めて思ったレッスンでした。
さて、
今日もプライベートレッスンで身体を緩めて整える大切さを伝えていこうと思います(^^)