LITHE LIFE STUDIO・からだ美調律®代表、Hakoです♪
今日は朝からインストラクター認定テストを行い、
午後は別の方のベーシック講座でした☆
身体の本質からとらえてレッスンができる先生達が増えていくのが
とっても嬉しいです(^^)
そして、
インストラクターの先生達がお客様に身体の整え方を教えていく中で、
様々な経験を積むことで
さらなる気づきを得る瞬間を目の当たりにするのも、
これまた嬉しい瞬間なのです。
今日はインストラクター認定テストの中で
面白いことがあり、これは皆さんにも気づきを得てもらいやすいかも☆
という内容だったのでシェアしたいと思います。
突然ですが、
皆さん、「膝を曲げてください」と言われたら、
どうやって曲げます?
と聞いても・・・文章だけなので、
実際に皆さんが膝を曲げているのが見えないのがもどかしい(笑)
この「膝を曲げる」という一つの言葉に対して、
実は皆さんの膝の曲げ方はバラエティに富んでいるんですよね。
股関節から身体が使える方は、股関節を使って膝を曲げます。
なので、太腿や腰に負担がかからず、
ナチュラルに力を抜いた状態で膝を曲げることができます。
ですが、
股関節から身体が使えない方は、
骨盤が後傾した状態(おしりが下がったまま)で、
股関節を使わず膝だけ曲げるので、
腰がそったり、おしりが後ろに引けたり、
自然と膝を曲げることができないので(本人はそれが普通なので気づいていませんが)、
太ももや腰に負担がかかるんですよね。
プラス、見た目も、身体全体に力が入ってしまってなんだか膝を曲げるのが大変そう(笑)
う~ん、これ、書きながら言うのもなんですが・・・
動画で見た方が分かりやすいので
そのうちYouTube動画にして公開したいと思います(笑)
それはさておき、
なぜこの話になったかというと、
今日のインストラクター認定テストでお客様役をしてくださった方の
膝の曲げ方について気づきがあったからなんです。
その時に行っていたのは、
「膝を曲げる」のが目的ではなくて、
「足首を伸ばす」ことを目的とした動きで、
後ろに伸ばした脚の足首を伸ばすために、
軸足(立っている脚)の膝を曲げていきながら、
後ろの足首をストレッチするものでした。
が・・・
お客様の様子を見てみると、
立っている軸の膝の曲げ方がなんだかおかしいので、
後ろの足首を効果的に伸ばすことができていなかったんですね。
そこで、
テストを受けていたインストラクターの先生に、
どうしてこのようになっているか説明できますか?
と質問したのですが、
「膝を曲げる」という行為自体は行ってくださっているので、
何か違和感があるけれど、
何がどうなって違和感があるのかが分からなかったようでした。
なので、
私が先ほどの「股関節と膝を曲げるの関係性」について説明したところ・・・
お客様ご自身も
「なるほど!分かりました!股関節を使うってこういうことですね!」と、
股関節を使いながら膝を曲げてくださり、
「膝を曲げる」という一言でも、身体の使い方によってこんなに感覚が違うんだ!とビックリされました。
それを見ていたインストラクターの方も、
「なるほど~!今目の前で違いを見たことで、股関節から使えない方の感覚の違いが分かりました!」と、
勉強になったようでした(^^)
「立つ、座る、歩く、膝を曲げるなど日常生活でいかに股関節が大切かが分かります!」
と、お二人とも気づきを得る機会となってよかったです♪
今日はインストラクター認定テストでしたが、
テストに合格するということは
インストラクターとしてこれから皆さんとレッスンしていくスタートであって、
身体の理解が本当の意味で深まっていくのはこれからなんですよね。
いろいろな方の身体の状態を知ることで、
自らも勉強になります(^^)
テストレッスンを通じて、
お客様、インストラクター、お二人それぞれの気づきがあってよかった♪と思ったのでした♡
今日テストを受けた方はダンスの先生。
お客様役をやってくださったのはダンスの生徒さんのお母さまでした。
ここでも、さらなる気づきがあったのですが、
すでに十分長い文章になってしまったので(笑)
これについてはまたブログでお話しますのでお楽しみに(^^)
Hako