LITHE LIFE STUDIO・からだ美調律®代表、Hakoこと溝口葉子です。

今日は自然と美しい姿勢になるためにはどうしたらいいの？

ということについて、

実践編・レッスンをご紹介いたします。

 

ここ数回にわたり、

本当に美しい姿勢とは？

実は背筋ピン、胸を張った姿勢が

不調の原因だった！

というお話をしてきました。

 

理屈は分かったけれど・・・

じゃあ実際にどうしたら

力を抜いても美しい姿勢になれるのか？

という実践編についてご紹介していきます。

 

詳しくは動画にまとめましたので、

文字で読むよりも、目で見たい！という方は、

ぜひこちらの動画を先にご覧くださいね。

 

前回のブログでもお伝えしましたが、

まず一番大事なことは、

骨盤が自然と立つこと。

 

力を抜くと骨盤が後ろに倒れて

いわゆる猫背になってしまうから、

胸を張って腰を反らせて

良い姿勢を作ってしまう方が多いのです。

 

根本から改善していくためには、

骨盤が自然と立つことが大事。

ということは、

股関節がスムーズに動いて、

骨盤も連動してスムーズに動けるようにすればよいのです。

 

そのためには、

まず股関節を緩める必要があるのですが、

私がいつも行っているのは、

「おしり歩き」です。

 

座骨で歩くように、

おしりで歩く（その場で）動きをすることで、

自然と股関節を動かしながら緩めることにつながります。

 

ですが・・・

そもそも股関節まわりの筋肉が固まっている方は、

すでにこの「おしり歩き」もやりにくい方もいらっしゃいます。

 

その場合は、

おしり歩きの前に、

股関節から脚を回旋する動きをしてみるとよいのですが・・・

 

そもそも

股関節のまわりが固すぎて

股関節から脚を回旋することができない方は、

まず手で股関節の周りを緩めてあげると、

股関節から脚を動かしたり、おしり歩きをすることがやりやすくなります。

 

やり方は詳しくは上記↑の動画をご覧くださいね。

 

股関節の次にもう一つ。

肩について。

 

肩が内側に入って背中が丸くなるのがイヤで、

皆さん胸を張ってしまうのだと思います。

 

この場合は、

そもそもなぜ肩が内側に入ってしまうか考える必要があります。

 

これは、

骨盤が後傾していると、

後ろに倒れそうになるのを防ぐために

バランスをとろうとして

頭が前にでることで

背中が丸くなり方も内側に入ってしまうのです。

 

ということは、

骨盤が自然と立つことで

猫背・内側に入った肩は

自然と改善していくのですが・・・

 

ところが、

肩が内側に入った状態が長時間続いたり、

その姿勢が日常化している場合は、

胸から肩にかけての筋肉が固まって

形状記憶のように（笑)なっている場合は、

なかなか自然と改善しにくいのですね。

 

では、

どうしたらいいか？というと、

その固まっている部分を緩めてあげればいいわけです。

やり方はとっても簡単で、

固まっている部分を手で緩めてあげるだけ。

詳しいやり方は動画をご覧くださいね。

 

このように、

実は自然と美しい姿勢になるためには、

「状態」を知り、

「理解」して、

「緩めて動きやすくする」という

プロセスが大切です。

 

胸を張る、背筋をピンとする、肩甲骨を引き寄せる動きは、

「見た目を何とかする」という

対処法にすぎません。

 

自分の身体を知ることが、

美しい姿勢になる王道であり、じつは近道でもあるのです。

 

大切なことに気が付いて、

もっとラクに美しい姿勢になれる方が増えますように！

 

Hako