LITHE LIFE STUDIO・からだ美調律®代表、Hakoです
今日はめずらしくファッションのお話です。
皆さん、洋服選びはどうされていますか?
雑誌やインターネットで今流行りのオシャレを研究して
ファッションに取り入れている方や、
体型に合うものを探して選んでいる方、
お仕事の内容に合わせて選んでいる方など、
さまざまだと思います。
昔の私は、私が何を着たいかというよりは、
どんな風に見られたいか、ということを重視して選んでいた気がします。
雑誌で流行の服を見るのも大好きでしたし
(今でも全く見ないわけではありませんよ)
多少無理してでもオシャレを楽しんでいました。
この多少無理というのは、
「着心地」的に無理という意味。
例えば、すごくキュッとした洋服でも、
かっこいいと思えば着心地の良さはちょっと度外視してがんばって着たり、
多少寒くても見た目的に美しい服を寒さをがまんして着たり(笑)、
靴も痛くてもオシャレはがまん(笑)と思って履いていたし、
今考えると、
よくそのような洋服や靴で毎日過ごせたな~と思います。
では、今の洋服選びの基準は何か。
それは「心地よく過ごせる自分に似合う服」です。
物事における「選ぶ」「考える」基準が「外」にあると、
↓このような服の選び方になります。
・流行がこうだから。
・〇〇さんが着ていていいなと思ったから。
・こう「見られたい」から。
など、
思考の基準が「自分」ではなく「外からの情報」にあると、
自分が心地いいかにはなかなか気づきません。
確かに流行の服かもしれないし、
見た目的にキレイかもしれないけれど、
「自分」がおざなりにされていると、
そこに「こなれた美しさ」は宿らないのかも・・・
と思う今日この頃。
カラダを緩めてととのえることを知ってしまった今では・・・
心地のよい服選びしかできなくなってしまいました!
ですが、心地よいからと言って、
それは「ダラダラした服」という意味ではないですよ(笑)
自分のカラダが喜ぶ服(=私の中では股関節や肩関節が動きやすい服)、
自分にしっくりくる服で、
着心地も美しさも自分の基準に合うもの。
これが今の私の服選びです。
この「自分に合う」という感覚は、
カラダの感覚が研ぎ澄まされたからこそ、
自分で選び取ることができるようになりました。
自分基準のカラダは、自分基準の考え方を生み出すのですよね。
皆さん「マチュア」という言葉はご存じでしょうか?
「成熟した」という意味なのですが、
まさにマチュアな女性というのは、
自分のカラダに自身で責任を持ち(自分メンテナンスできる)、
毎日を美しく着心地よく過ごせる服を自分基準で選び、
自分を理解して、
自分基準で人生を切り開いていく人、
なのではないかなと思っています。
ヨーロッパの女性はこの「マチュア」な方が多いのではないかなと・・・
街角のカフェなどでお茶をしている女性を見かけるたびに、
このヨーロッパの成熟した女性たちの
余裕のある美しさはどこからきているのかと昔から思っていたのですが、
きっと「自分基準」の方が多いからなのかなと思う今日この頃。
書いていたらなんだか久しぶりに海外に行きたくなってきました(笑)
自分のカラダに責任を持ち、
自分を良く知り、
自分の人生の舵取りができる女性。
そんなマチュアな女性になっていきたいと思います。
Hako