LITHE LIFE STUDIO・からだ美調律®代表、Hakoこと溝口葉子です。
昨日は特別ワークショップを当スタジオにて開催しました!
ゲストに、私の師匠であるスタジオピボットの平山先生をお迎えして、
「呼吸を見直す。呼吸の方法で身体が内側から緩んでくることを体感」する
特別ワークショップを講義いただきました!
参加者は「からだ美調律®」インストラクターの皆さん。
東京、埼玉、千葉、富山、福井、浜松など、
全国から、今回の平山先生のワークショップを楽しみにお集まりくださいました。
呼吸機能の解剖学的理解
私たちインストラクターは、日々お客様と向き合っていますが、
では、「呼吸」とはどういうことか、的確に説明ができているかどうかを改めて問われると・・・
はて・・・?
よく「深い呼吸は大切」と言われますが、
「なぜ、呼吸が大事なのか?」
この「なぜ」について解剖学的理解ができるように平山先生からご講義いただきました。
呼吸は日常生活の中で当たり前のように意識をせずに行っているものだからこそ、
この「理解」が大切で、
今回の講義でこの「なぜ」を理解することで、自分自身の呼吸と向き合う時間となりました!
実技で呼吸の変化を感じ取る
胸郭や肋骨、横隔膜の動きを感じ取りながら、
身体の外側ではなく内側から身体を緩めていく実技。
実技の内容詳細は書けませんが・・・
呼吸の実技を行ううえで、呼吸以外にも皆さんそれぞれに様々な気づきが!
背中の硬さ、腰の痛さ、肋骨の硬さ。
それは「なぜ」起きているのか、
その理由にも平山先生から貴重な講義とアドバイスをいただき、
皆さんそれぞれに必要な個別のアドバイスもいただいていました。
呼吸で身体を内側から緩めると、
呼吸が深くできるようになることはもちろん、
その他に様々な変化が起きて、皆さん大変驚かれていました!
「How to」ではなく「なぜ」「体感」
平山先生から私が学んだことの中で、
ああ、これが「からだ美調律®」の原点だなと思うことがあって、
それは「How to」ではなくて「なぜ」「体感」を重視しているということ。
私はバレエからスタートし、ヨガ、ピラティスと身体を使うことを幼い頃から行ってきたことで、
動きの「やり方」「形」や「正解」を重視する傾向がとても強かったのですが、
スタジオピボットの先生方から「からだで感じる解剖学」を受講させていただき、
AWARENESS ANATOMY ®の考え方を学ばせていただいたことで、
考え方・・・というか身体との向き合い方が全く変わりました。
それまでは「やり方」「形」や「正解」に捉われていたことから変化した過程は、
まさに自分の「身体で感じる」ことからスタートし、
その感じたことを言語化し、人に自分の言葉できちんと説明できるようになるということでした。
これを、講座を卒業した後にも、平山先生のプライベート講義を通して徹底して教わったことを思い出しました。
そして、それを実践することで、
私が変わっていくことはもちろんですが、
お客様の身体の理解も深まり、自分が納得しているからこそお客様にも納得のいく説明ができるようになり、
その結果、「いわゆるストレッチやエクササイズのレッスンとは全然違う!」という口コミをいただき、
だんだん「からだ美調律®」の輪が広がっていったのでした。
この経験から「からだ美調律®」では、
動きの形を重視しているのではなくて、自分で体感し、理解し、納得して、言語化することを大切にしています。
今回の特別ワークショップで皆さんの様子を見ながら、
「私がスタジオピボットで先生方から学んだことが、皆さんにも伝わっていたんだな」と思い嬉しくなったのと同時に、
当時の私とインストラクターの皆さんが重なって見えて、
きっと皆さんも「からだ美調律®」を介して知った「形」ではない身体の知識の世界に、
もっと知りたいことが増えたのではないかな?と思ったのでした!
いいことです、いいことです!
より深い世界へようこそ(笑)
もちろん自分の身体について理解することは自分のためにもなりますが、
家族のため、大切な人のため、生徒さん達のためになり、皆さんの健康に還元できるということ!
今回は「呼吸」でしたが、「歩行」も生活の質にかかわる大切な日常の動作ですので、
次回は歩行についてさらに深く学んでいただくのもいいかな~と思った昨日でした。
講義の後は、皆さんからいただいたお土産をいただきながらおしゃべりタイムも楽しかったです♪
平山先生、貴重な機会をいただきありがとうございました!
Hako