LITHE LIFE STUDIOからだ美調律Ⓡ代表、Hakoです♪

今日は、ちょっと専門的に「からだ美調律Ⓡ」についてご紹介したいと思います。

なぜなら、どうしても伝えたいことがあるから。

それを先日発売させていただいた「からだ美調律Ⓡ メソッド」の本に書かせていただいたのですが、

ぜひ「ここを感じ取ってほしい!」という著者目線から、

改めて、からだ美調律Ⓡについてお伝えしたいと思います。

 

特に、今日は、

ストレッチやエクササイズのインストラクター、

ダンサー、ダンス講師、姿勢やウォーキング講師、

セラピスト、エステティシャンなどの美容に関する講師をしている方など、

カラダに携わる方々にぜひ私の体験をシェアさせていただきたいと思い、

普段は書かないようなちょっと踏み込んだ内容まで、

思い切って書いてみたいと思います。

 

「感じる」「答えは自分の中にある」について本の中でも触れましたが、

この大切さに気付き、理解するまで、私は30年間かかりました。

それは何故か?

「真似」から自分のカラダを訓練で制御する方法を覚えてしまい、

それが「自分」だと思っていたから。

努力して力でコントロールし、何とかしてきたことが、

美しいカラダを作ることだと思いこんでいたから。

そして、それが正しいことだと思って疑わなかったから。

 

では、なぜ疑わなかったのか?

それは、「How to」に囚われていたから。

 

やり方を教わり、「勉強」して、「練習」することが大切だと思っていたから。

その考え方が「常識」だと思っていたから。

 

ストレッチ、エクササイズ、ヨガ、ピラティス、バレエ、ウォーキング、ポージング、ボディメイク・・・

いろいろと習いました。

勉強しました。

練習しました。

 

でも、全部、「形」「How to」だったことに、気が付いていませんでした。

 

ここで誤解していただきたくないのは、

教えていただいた内容が間違っていたということでは決してありません。

教えてくださった先生方には本当に感謝しています。

そうではなくて・・・

伝えたいことは、

一番大切なことは何を教わったか、ではなく、

自分のカラダは「能動的に感じる」ことが大事だということ。

感じなければ動けない、ということに気が付くまで30年間かかったわけです。

 

いくら「やり方」を習ったところで、

根本からカラダを動かすことができなければ、

それはカラダの外側の筋肉を駆使して固めて代償して、

何とか「形」を真似しているだけ。

 

でも、その「真似」がなんとか「それらしく」見えるから、

それが正しいと思ってしまう。

これでは、「主体」は「自分」ではなくて正しいと思いこんでいる「見本」。

だから「こうあるべき」の完成形を求めて、ひたすらにがんばってしまう。

そこに無理・ムダな過度な筋肉の緊張が生じるから、

その結果として、太い脚、腰痛、むくみ、怪我、を自ら生み出していたことに気が付いていなかった。

 

この「こうあるべき」の常識は、世の中に溢れています。

だから、過去の私も含め、皆さん「常識」だと思うのですよね。

 

この腹筋エクササイズを何日間何回したらこうなる。

このようなカラダになるには、このエクササイズを毎日何回しましょう。

このストレッチをしたら「ここに効く」。

ここを引き締めるエクササイズをしたら、こんなウエストになる。

 

など、「目指すべき見本」と、それになるための「方法」が示されると、

それが「正しい」と思うわけです。

 

でも、カラダは人それぞれ。

その「見本」が示すことは、その見本をやっている人のカラダの状態があるわけで。

その見本と自分の、そもそものカラダの状態は同じでないわけです。

なのに、同じ「how to」でやったら・・・

結果は違ってくるわけです。

 

これは、ストレッチ、エクササイズ、ダンス、スポーツ、マッサージ、など、

カラダに関することは全て同じだと私は思っています。

 

インストラクター、先生、施術者、など人に教えたりする人と、

生徒さん、お客様の立場の方。

皆さん、それぞれカラダの状態も使い方も感じ方、捉え方も違う。

 

なのに一般的な「こうあるべき」に囚われて、

同じ「how to」で物事を捉えたら、そこには無理があるので、

結果として思っていたような効果が得られなかったり、怪我をしてしまったり。

 

と、ここまで書きましたが、

私だって簡単に「感じる」ことに慣れていったわけではありません。

本でも登場しますが、スタジオピボット「AWARENESS ANATOMYⓇ」を通じて、

徐々にカラダの感じ方が変わっていったのです。

 

「感じる」と言われても、

力技でコントロールするクセ、how to に従おうとするクセがあると、

カラダは「受動的」になっていて、

すぐに「どうやるんですか?」「これで合っていますか?」と、

すぐに「正しい見本」「正しいやり方」how toそして、「正しい結果」を探してしまう。

自分から「能動的」に感じることが出来ないのですね。

 

では、このガチガチな自分から変化していくキッカケとなったのは何か。

それは、「目で見た自分のカラダの変化」。

 

「感じる」ことは最初は難しくても、

「目で変化が見える」ことは目で確認ができます。

カラダを緩めることで、

あんなに変わらなかった脚のラインが変わったり、

肩のライン、背中のライン、顔のラインまで、

その場で見てとることができたので、自分の変化に気が付いたのです。

 

そこから、「自分は変われるんだ!」と気が付き、

少しずつ、変われる自分、「感じられる」自分に慣れていき、

継続してカラダと向き合い、緩めてととのえていくことで、

カラダもココロも変わっていったのです。

 

これを、どなたでも分かりやすく体感することはできないか?

生徒さん、お客様にも、「感じる」ことで自分の可能性に気が付いてもらえたら。

という想いで作ったのが、「からだ美調律Ⓡ」なのです。

 

簡単な動きをする→変化を確かめる→変わるんだと気付く。

このプロセスが、

自分のカラダと向き合う最初の一歩だと、私は自分の経験から考えています。

 

レッスンにいらっしゃる方々の中には、

実際に、ご自分の変化に気が付くと、驚きとともに、

「あれ?では今まで自分がやってきたことは何だったのか?」と思う方もいらっしゃいます。

今まで、誰からも教えてもらったことがありません!とおっしゃるのですが・・・

皆さん、ストレッチやエクササイズ、ダンスやスポーツをされる方が多いのです。

すると、生徒、お客様である方々が、自らカラダを感じて動きだすようになる。

 

そして、こんな嬉しい報告をくださるのです。

「習っているダンスの先生に、上手になったと褒められました!」

「足が速くなってビックリしました」

など、習っていることのパフォーマンスも向上するのです。

 

美容に関しても同じ。

「いつも行っているエステサロンで、何をしたの?って聞かれました!」

とか、

「自分でカラダのメンテナンスができるので、マッサージやエステに行かなくなりました。」

というご報告をいただきます。

 

ということは・・・

それを教えている先生、インストラクターや、

施術をされるセラピストさんの方々、

伝える、教える、をされている方々が、

この「能動的」に「感じる」ことの大切さに気が付いてくださったら、

教わる生徒さん、レッスンや施術を受けるお客様も、

きっともっと、皆さんがハッピーになるのでは。

と思うのです。

 

だから、今回、「感じる」に重きを置いた本を書かせていただいたことに、

本当に感謝しています。

本から少しでも「感じる」大切さのエッセンスを汲みとってきただき、

実際に「感じて」いただけたらこんなに嬉しいことはありません。

 

ぜひ、お手にとって、読んでいただけたらと思います。

「からだ美調律メソッド」の本、

書店さんでも、こちらでもご購入できます。

【アマゾンで購入】

【紀伊国屋書店ウェブストア】

 

また、実際にスタジオに来て、体験してみたい方は、

ぜひ体験セミナー↓にいらしてくださいね。

【からだ美調律Ⓡ体験セミナー】

実際にカラダを一緒に動かしてみましょう(^^)

 

皆さんが、「感じる」大切さに気が付いて、

ご自身の新たな可能性に出会えることを願っています。

このまだ「未常識」な「感じる大切さ」がいつか「常識」になる日を夢見て。

 

Hako