LITHE LIFE STUDIO・からだ美調律®代表、Hakoです♪
最近よく皆さんから聞く質問についてお話したいと思います。
それは、「しない方がいいの?した方が良いの?」の問題☆
これ。。。ストレッチやトレーニングに関わらず、
いろいろなことについてもよく聞かれます。
私がお話する答えは・・・
「問題はそこじゃない」です(笑)
「しない」「する」が問題ではないんですよね。
皆さん、フォーカスする部分が「他人から聞いた情報」になってしまうんですよね。
とか言っている私も・・・
昔は新しい情報を求めて、調べて「頭で学んで」は、なるほどねと思ってその「情報」を受け入れていました。
でも、それは「自分軸」ではないし、
自分の身体については何も分かっていないまま、「良さそう」な話に頭で納得していたということでした。
だから、得た「情報」と同じことを自分の身体で試しても、「あれ?」ということもあったし、
逆効果になってしまうこともありました。
また、
私には効果があっても、お客様や生徒さんには効果がなかったりしたことも。
それはそうですよね。
身体の状態は人それぞれ、
身体の使い方のクセも人それぞれ、
さらに、日常生活(仕事や趣味、日課など)の状況も人それぞれ・・・
そして、その人の置かれている環境(家族、仕事、など精神的な関わりも含めて)もそれぞれ。
だから、一概に「しない方がいい」「した方がいい」にはならないんです。
その前にすることがありますね。
それは、自分と向き合って、自分を良く知ること。
身体の状態もそうですが、自分の心もそう。
「どうして」それをしたいのか、を考えて見るのも大切。
例えば、ストレッチに関してだったら、
なぜ自分はストレッチをしたいのか?と考えたとき。
趣味のダンスを、健康な身体で少しでも長く踊っていきたい、優雅に美しく踊ってみたい♡
というのであれば、強度の高い引き伸ばすようなストレッチをするよりも、
身体が機能的に動けるように、関節が使いやすくなるような動きを取り入れる方がいいですよね。
静止したまま行うストレッチをして筋肉の繊維が引き伸ばされると、
静止している時には一見身体が「柔らかそう」には見えるかもしれませんが、
実際に動いた時にはそれが「使える」のとは違いますから。
でも、目的が、芸術として、脚が180度開くようにしたいと思っている場合。
アーティストとして仕事として脚が開くことが要求されるような人の場合は、
それは強度の高いストレッチをして訓練する必要もありますよね。
とはいえ、それには危険が伴う場合もあります。
関節の可動域を超えてまで行ったり、股関節のハマりを無視して無理して行ったりしたら、
また、筋肉の繊維を引き伸ばしすぎたりして、
怪我をする可能性はあるわけです。
また、見た目は柔らかくても、動く時に安定性が欠けたり、筋肉が「使え」なくて動きにくくなる可能性もあります。
そのリスクを知ってでも、なんとかもっと「見た目の柔軟性」を手に入れたい、関節機能も整えながらデキルところまではいきたい。
という人もいるかもしれません。
(それがいいとか悪いとかでなく、その人の目的のお話です)
これは単なる一例で(しかも身体の条件なども省いて、めちゃめちゃ簡素化した例)、
人によって、
ダンスだけでなくて、ウォーキング、ランニング、スポーツ、日常生活を元気に送りたいなど目的も様々、
年齢も、それまでの経験も、生活環境も、皆さんそれぞれ。
だから、いちがいに「しない方が良い」「した方が良い」ではないですよね。
あ~。これ、書きだしたらもっと伝えるべきことがあるので(まだ言いたいことにたどり着いていない)
ここでは終われないのに、すでに長いし・・・
次回へ続くにしたいと思います(笑)
Hako