LITHE LIFE STUDIO・からだ美調律®代表、Hakoこと溝口葉子です。

暑い日が続いていますね。

皆さんいかがお過ごしでしょうか？

 

先日、日本橋三越カルチャーサロンでのレッスンで

皆さんに共通した内容のお悩みを伺ったので、

その日のレッスンでは、動き自体は簡単なのに、「機能的に運動する」を実践しました。

 

皆さんに共通したお悩みとは・・・

「暑すぎて！あまり外に出ないから歩いていないし、運動不足で身体がガチガチ」

ということ。

 

暑い中、歩くのはちょっと・・・

でも、冷房が効いている部屋にずっといると冷えるし・・・

運動不足なのに冷房の冷えも加わって身体がガチガチ。

そんな人は多いのではないでしょうか？

 

股関節と肩甲骨を動かす

動いていないから何かしなきゃ、

そう思うと、まず皆さんがしがちなことは「ストレッチ」。

ですが、その「前」にやることがあります。

 

すでにガチガチにかたまっている身体でストレッチをしようとしても、

身体は動きやすくなりません。

 

まずは、身体の要、中心にある股関節を緩めて動かしやすくし、

さらに肩・肩甲骨を緩めて動きやすくし、

上半身と下半身が連動して動きやすい状態にしてから、

他の各部位もそれぞれ緩めて動きやすくすると、

ストレッチが自然とやりやすくなります。

（むしろストレッチをしなくてもすでに動きやすい身体になります）

 

股関節から動けるようになると

血液の巡りもよくなり、冷えが気になる方も

身体の中からあたたまりますね。

 

運動はがんばらなくても大丈夫

歩いていない、運動不足、ということが気になる方は、

小さく簡単な動きで身体が機能的に動けるようにととのえてから、

スムーズに身体を動かすことがおススメです。

 

運動というと「がんばる」というイメージがあると思いますが、

固まった身体のままでがんばって動くということは、

動き自体は派手でも身体が機能的に動いていなければ、

暑いうえにさらに身体に負荷をかけることになってしまいます。

 

動かない身体でがんばって無理をして大きな動きをするよりも、

簡単で地味な（笑）動きでも、

股関節、肩甲骨から身体を動かすことで、

動きは小さくても、身体の各部位は機能的に動いていることになります。

すると全身がスムーズに動き出すので、

大きく派手な動きをするよりも、

身体に負荷なく、より効果的に運動することができます。

 

そんなわけで、

先日のレッスンでは、

いつも通りにまず股関節、肩甲骨、肩、脇、足首などの各部位を緩めてととのえてから、

涼しいスタジオの中で（笑）

機能的に身体を動かしたのでした。

 

この運動はもちろん派手なものではなく、

椅子に座ったまま股関節から脚を持ち上げたり、

ゆっくり膝をのばしながら内腿を使ったり、

背中の筋肉を呼び覚まして使ったりといった、

シンプルで簡単な動き。

でも、見た目は地味ながらも（笑）各部位を機能的に動かしているので、

見た目が派手なはげしい運動をするよりも「身体を動かす」という意味では効果的です。

 

まだまだ暑い日が続きますが、

運動不足が気になる皆さんも、

まずは身体を緩めてととのえる！から始めてみましょう。

 

Hako

 

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